「イジり」と「いじめ」。その「みんな」に、君は入ってないよ、逃げろ!~カジザック騒動ニュースを読んで
このやりとり、正直ニュースになるまで全然知らなかったんだけど。
キンコン梶原糾弾…宇野常寛氏「告発を根にもったカジサックとファンがイベント動画を有利に編集して印象操作」 : スポーツ報知
まるで小学生のときの自分みたいだったので、思わず目をとめる。
まんま小学生んときの自分・・・
概要はリンク記事に詳しいが、
・ホリエモン主催のイベントの壇上でスポーツすることになった評論家が、運動神経抜群なお笑い芸人から、運動がうまくできない様をイベント冒頭からからかわれ続けた
・イベント中その「イジり」が度を越したとして評論家は立腹 芸人に理由を告げた上で、イベント最中に帰宅。
・その後、芸人ファンから「壇上ではお前も楽しんでいただろ」と攻撃受ける
読んで最初に思ったのは
「これ、まんま小学校の時の自分じゃん」。
いや、もちろん途中でおかしいと相手に告げて帰るようなアタマなんてなかったです。
「イジり」だと言われて「いじめ」られてた部分がそっくりだっていう話です。
運動音痴で、机は汚くてわすれものばっかりで口だけ達者なADHD
⇑だった小学生の私。▶おとなになってわかるけど、そりゃあいじられるわ(笑)。
二重跳びも逆上がりもできなかった運動音痴な自分は、当然鬼ごっこでも鬼ばっかり。
格好の「いじり」の餌食
「みんな」を楽しませるため
イベント当日、壇上で お笑い芸人は、「みんなを楽しませるために」いじったのだと評論家に告げたのだそう。
改めて、声を大にして言いたい。 誰かを貶めることでその「場」を都合よくまとめようとする奴がいる場所からは、今すぐに逃げた方がいい。 彼らのいう「みんな」に君はカウントされていない。「空気を読んで」その場に残っても、イジメが加速するだけ。次の、そのまた次の犠牲者を生むだけだ。 — 宇野常寛 (@wakusei2nd) 2019年2月5日
・・・確かに。あのときの自分も
「ノリわりいな、みんなを楽しませようって冗談じゃん」
「空気読めねえな。みんながしらけるじゃん」
って言われるから、引きつりながらも笑顔を作って、必死で冗談ですましてた。
だけど「みんな」に、カウントされてないじゃん自分(笑)
▶これに気づけなかったのが、評論家と自分の決定的違い(爆)
相方西野さん
忘れてたけど、そういえば相方の西野さん、2年前に立ち位置逆で イジりに毅然とした態度をとったっけ。この騒動を受けて、その時のことをブログに書かれている。
「イジリとイジメの違いについて」by キンコン西野 | 西野亮廣ブログ Powered by Ameba
いじめなら、逃げていい
あのときはわからなかった、小学生の自分に教えてあげたい。
ノリなんか悪くていいから、辱められているなら逃げていい。
理由を告げたほうがいいけど、理路整然とあれこれ言えないなら、
「そこまで言われる筋合いないので、帰ります」
くらい言えたら上等だった。
だけど、そんな術があるなんて思いつきもしなかった。
正直、自分には福音。
空気読まずに、逃げていい
もう、言われっぱなしで イジリと言われながらいじめられるのは私だけで十分。
みんなには逃げてほしい。空気なんて読まないで逃げてほしい。
ありがとう
今回、この宇野さんという評論家さんはつらいめに合われたと思うけど、その経験をこうしてシェアしてくれて、少なくとも私は救われたし、他にも救われる人がいると確信する。だから、シェアしてくれてありがとうっていいたい。
まとめ
イジリと言う名のいじめに遭遇したと感じたら、それを告げて逃げていいし、立ち去っていい。あなたには、その権利があります。