smily8’s diary

読書好きな小中学生3児母が、育児にちょっと役立つことや、読んでおすすめだった本をシェアさせてもらってます

【本】池江選手応援!!「イヤミ課長」は、骨髄提供者~僕が骨髄提供した理由 読みました

 

僕が骨髄提供をした理由(わけ)。 言うほどたいしたことなかったで~!

僕が骨髄提供をした理由(わけ)。 言うほどたいしたことなかったで~!

 

スカッとジャパンの、イヤミ課長

最近では、ドラマ下町ロケットでもご活躍でしたな

失礼ながら俳優さんのお名前は存じ上げなかったのだが、

木下ほうかさんというそう

 

このイヤミ課長、過去に骨髄提供していたという!本を偶然見つけたので読んでみた

 

 

白血病治療に欠かせないのは骨髄移植

まずそもそもまず、骨髄提供ってなんなの(゜_。)?という話になるのだが。

白血病治療に必要

骨髄提供は白血病を治すために不可欠な治療。

▶歌手の本田美奈子さんがこの病で命を落とされたことは有名 

本田美奈子.クラシカル・ベスト~天に響く歌~(DVD付)

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骨の内部に存在する、スポンジ状の骨髄は、血液を作る

・血液にもがんである白血病では、この骨髄が病に侵されてしまう為、新しく骨髄を移植する必要がある

▶ここで用いられるのが骨髄提供

 

HLA適合の割合

骨髄提供を受けるには大前提としてHLAが適合しているという条件が存在。

その確率は家族であれば4分の1ほど。

▶しかし、それが叶わない場合、数百~数万分の一の確率で存在するHLAが適合する人(ドナー)を探し出し、入院 全身麻酔の手術で摘出した骨髄の提供を受けなくてはならない。

▶正直個人で見つけるのはほぼ不可能このために登録されているのが骨髄バンク

 

イヤミ課長は献血好き

義理のお兄さんの影響で昔から献血マニアだったという著者。

地元大阪から映画俳優にるために東京に出てきてからも時間を見つけてちょくちょく献血ルームを訪れていたのだという

▶そこで骨髄バンクに出会い登録したのが最初

▶学生時代、お付き合いしていた付き合っていた恋人を急性骨髄性白血病で亡くしていたことも影響していたのだという

献血は私も大好き(笑) 暇をみつけて献血ルームに行くのは一緒でシンパシー(笑) 

 

実際に骨髄提供しているのがレア!

看護師をしているせいか正直、骨髄バンクに登録している人というのはそんなに珍しくないと感じるのだが、

著者がすごいのは、実際に骨髄提供しているということ

 

HLAの適合通知から入院して提供し、その後の実際

職業柄一通りのことは知っているつもりでいたが、本を読んで

・適合通知が来てから提供決めるまで

・決めてから入院まで

・数日間の入院で骨髄を採取し退院、その後のこと

などは初めて知ることが多く( ゜Д゜) ムホーと興味深

▶私にとって読書の醍醐味は「経験し得ない他人の人生を経験できること」なので、これだけで普通に興味深い

また、提供を受ける患者とドナーは、会ったり個人情報を知ることはできないのだが、2回だけ手紙を交換することができるのだそう。

▶著者も提供後、患者とその奥様から手紙を頂いたのだそう。

こんな情報も、実際の経験者から聞くのは( ゜Д゜) ムホーの連続だった。 

 

「言うほど大したことなかったで~」

タイトルにもある通り、「言うほど大したことなかったで~」と実際に提供した著者が明るく言ってくれることで、提供のハードルがぐっと下がることは間違いない

 

骨髄提供の期限は54歳

著者は40歳で登録し45歳の時にHLAの適合通知が来て提供し既に54を迎え登録からは卒業しているのだが、アラフォーの私も提供できるとすれば、あと10年ほど

▶幸いにも今のところ健康で、これが他の人のお役に立てるのであれば、立ちたい

 よし、2019年こそは!

正直、保健所まで行って検査を受けるのが億劫だなとハードルが高くて登録が叶っていない状態だったのだが、2019年こそは私もドナー登録しようと読んで決意

 

そこに大ニュース(* >ω<)!

 と、そこに大ニュース!

www3.nhk.or.jp

 ななな、なんと競泳池江璃花子選手の白血病のニュース。

もしかしたら、彼女も骨髄移植を受けるかもしれない。

ご家族とのHLAが適合しなくて、あなたの骨髄の提供を受けるかもしれない。

一人でも多くの人が「自分が池江選手を助ける!」という意気込みで骨髄ドナー登録してくれることを願うし、早速私もやらなくちゃと再決意した。

 

まとめ

スカッとジャパン「イヤミ課長」木下ほうか氏は、骨髄提供経験者、

「言うほど大したことなかったで~」と明るく言ってくれるのに勇気付けられます。

競泳池江選手も白血病かかられたとのこと。もしかしたらあなたの骨髄に、池江選手が救われるかもしれません。

2019年は、私も骨髄ドナー登録をすることを目標にしたいと思います